


- 全国650拠点へのデータ配信を実現
- 年間1000万以上のコスト削減に成功
- 一元管理により品質の向上を実現
アルミサッシやドア、キッチンなど住宅やビル建設向けの様々な建築資材を販売している同社は「特定の会社に依存しない」をテーマにカタログ制作・印刷の合理化とコスト削減を進めてきました。
そのためには商品写真やバックナンバーなどカタログ制作に使用するデータを自社で一元して管理する。という、一貫した戦略がありました。これらデジタル資産の一元管理を目的に同社はWebNativeSuiteを導入・運用されています。
同社ではWebNativeをセキスイハイムグループの新築戸建住宅に関するコンテンツデータ管理、及び配信サーバとして使用しています。
常時配信可能なデータは約4000点に上り、そのデータを全てWebNativeで一元管理しています。各販売会社の本社、営業所、住宅展示場を合わせて全国に約600もの拠点、さらにカタログやチラシ制作を請け負う印刷・製版会社が50社以上存在。現在は650社以上の拠点とデータの集配信を行なっています。
ポジフィルムの配送からデジタルデータのインターネット経由での配信に完全に切り替えたことにより従来のポジフィルムのデュープにかかっていた料金がゼロになり、年間で1000万円のコスト削減に成功。さらに各拠点で重複してポジを分解していた費用、及びポジ配送のための宅配便、バイク便代を考慮すると、それ以上にコストが削減されていることになります。
「画像管理システムを探していたところ、協力会社にWebNativeを紹介されました。他社の画像データベースシステムやシステム開発などもいくつか検討しましたが、WebNativeを選んだのは、画像データベース管理に加えてQuarkXPressやIllustratorなどのレイアウトデータもプレビュー管理できる点に惹かれたからです。」
同社システムには、大きく分けると二通りの利用者がいます。ひとつは、カタログやチラシなどを独自に制作する販売会社や、それに関わる印刷・製版会社です。これらの利用者は印刷用の高解像度データをダウンロードし、印刷物を制作します。もう一つは全国の営業拠点の担当者です。こちらでは、お客様にお渡しする提案資料に使用する画像をWebNativeからダウンロードしています。
特に画像及びレイアウトファイルの管理にはWebNativeを大いに活用しています。管理コンテンツを、「商品名」「背景用カット」など、利用者が分かりやすいように大まかな分類をし、さらにそこからより詳細な属性情報で検索、ダウンンロードできるようにしています。
また、ファイル形式を変換しダウンロードできるのも、WebNativeの大きなメリットです。
「従来、プレゼンテーション資料作成用にカタログで使用したデータをJPEGに変換し、さらにそれをCD-ROMに焼いて全国の営業拠点に配送していました。しかし、手間を考えると半年に一度程度しかできませんでしたし、コンテンツもカタログに限られていました。現在では図版やロゴデータなど、あらゆるデータをいつでもダウンロードすることができるようになりました。これにより、社内のオペレーションコストが大幅に削減されたのはもちろん、物件の最新画像を高精度な状態で流用できるため、提案の品質向上にも役立っています。」(荻野氏)
また、一元管理により、徹底した製版データの品質管理ができるようになったことも導入したメリットであると荻野氏は感じています。「導入前はポジを受け取った製版会社が各々で製版を行なっていたため、同じ画像でも仕上がりが大きく異なっていました。しかし現在では当社で管理しているオリジナルデータを各製版会社が利用するため、仕上がりの品質を一定に保つ事ができるようになりました。」
次なる展開として同社は販促素材だけでなくグループ全体のコンテンツ一元管理を計画しています。
「将来的には、素材だけでなく提案資料などあらゆるドキュメントの一元管理を行なえるようにしたいと考えています。たとえば各営業所がPowerPointで作成している営業ツールのデータも一元管理することで、各拠点でどのような提案が行なわれているかという確認にもなりますし、その共有という意味でも有効です。提案資料でも、内容を流用して、他の拠点で使用することが可能になります。」(荻野氏)
すでに数千万円規模のコスト削減を実現している同社ですが、さらなる効率化、情報共有に向け、WebNativeを核にセキスイハイムグループの販促活動を支援して行きます。
































